ここなの&Me ~ハハコ3人、おおむねしあわせ。(だけどね)

シングルマザー歴5年目、"marriage agency 海辺のスナック"始めました。

早く縁側に行きたい。

― 2~3年付き合った彼氏が今ほしい なんて無茶 愚痴…
 (ゆいにしお “mid 20s”)

J-waveから流れる自分の半分の年齢のアーティストの歌詞に「わかる…!」と激しく共感する50歳。

紅葉もそろそろピークを過ぎ、街はすでにクリスマス仕様に。うかうかしていると、あっという間に一年も終わっちゃいますね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

私は最近アラフィフシングルもしくはアラカンシングルの女性と話す機会が多くあったのですが、みなさん一様におっしゃるのは、「同級生くらいの年齢の方と知り合いたい」と。


わかる…!

 

女性が希望するお相手は、同い年、もしくは前後3~4歳程度の年齢差。

ところが男性は…

見てくださいよ、この男女非対称。男性は13歳以上年下も大歓迎って。

特に40代以降は10歳以上年下を好む傾向に。

 

そして、

男性はあからさまに「年上はなし」、あっても1~2歳上。
へえ~…。

調査方法:インターネット調査
調査対象:日本結婚相談所連盟で活動する男女1,392人(男性805名、女性432名)
調査機関:2022年9月5日~9月11日
調査元:日本結婚相談所連盟(株式会社IBJhttp://www.ibjapan.jp/

 

いや、わかりますよ。生物として動物として。年齢を重ねるほど、ぴちぴちと弾けるような生命体に恋焦がれる気持ち。それはわかる。女性だって一緒だもの。自分を差し置いて、そばにいるパートナーは若いなら若いに越したことはない。

 

アラフィフ女性が10~20歳年下の会社の後輩や、よく行くお店のイケメン店員さんに告られる、なんて逃げ恥のゆりちゃんみたいなシチュエーションを思い浮かべてうっとりすることもある。

「私の友達の友達の先輩の〇〇さんもだし、結構そういうパターンあるみたいよ!」って曖昧な噂を耳にして(自分にもワンチャンあるかも…)なんて妄想してみたりして。

でもそれはあくまでファンタジーで、可能性が限りなく低いことはわかっている(つもり)。

だから妄想は胸にそっとしまって、謙虚に「年下3~4歳までOK」って書くんです。

 

しかし男性よ。

女性はアラフィフともなるとこれから子供を授かるのは望めないという一方で、男性はなんなら60歳くらいで子供ができる、ってこともあり得る。
だから子供を授かれる年齢の女性を望み、男性自身は40歳を過ぎると10歳20歳下を希望する、か。

なんだか切ないなあ、このどうにも埋まらない非対称性。

 

私の理想とする中年カップルがこちら。
45歳の栄は、42歳の慈雨に言う。
「心中する前の日の心持ちで、これからつき合っていかないか?」

 
 
 
 
 
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子を為さないまま中年期を迎えた、または前配偶者との子供は既に手を離れている状況で今後パートナーと二人での生活を望むなら、やっぱり同年代がしっくりくるのではないか、と私は思う。

 

私も、子供たちの手が離れたら(まだだいぶ先だけど)そんな同年代のパートナーと、同時代を生きながら一緒に過ごせなかった時間の話をたくさんしながら、縁側でお茶を飲む。いや晩酌か。そんな日を夢見ています。

 

またもや私の「耳の居場所」ポッドキャスト”Over the Sun(オバサン)”の話で恐縮ですが、ジェーン・スーさんが

「若い頃、恋愛のぐちゃぐちゃとか結婚のあれこれとか全部すっとばして、早く縁側に行きたいよね!って友達と話してたけど、この歳になると、その『縁側に行きたさ』と言ったらその頃の比じゃないよね!『縁側』の向こうはもう『三途の川』だからね」って。

 

わかる…!

 

不器用な大人の、真剣恋活・婚活を応援します。
marriage agency 海辺のスナック

★ただ今オープン記念入会金0円キャンペーン実施中!いよいよ12/31まで!!

 

ちなみに私は不器用が過ぎて、前の記事で書いてた運転免許、諦めました。免許取る前に返納です。見事に砕け散ったというわけです。ま、やらなかった後悔よりは良しとして、いつかこのことも糧になるかと... (なる気がしない)。

 

coco-nano.hatenablog.com

 

シングルマザーシェアハウスに住んでいます。

昨日、文化の日は見事な秋晴れ。皆様いかがお過ごしでしたか。
シンママ・シンパパの真剣恋活・婚活応援所 “marriage agency 海辺のスナック”です。

スナックママこと私は、シングルマザー専用シェアハウスに居住しておりまして、昨日はそこに懐かしい顔が集合しました。

 

5年前に出来たこのシェアハウスの初代メンバーであるYちゃんファミリーは男・女・女の3きょうだい。

Mさんは一人っ子の息子くんとこのシェアハウスに住んでいましたが、再婚してここを卒業、お相手の息子くんに加え、新たに娘ちゃんが誕生し、3人きょうだいとなりました。

加えて私+ここ&なの、総勢大人3人+子ども8人の11人で、もはやハウスの食堂と化している(ママの一人も実際働いている)徒歩2分の「丸源」で朝からラーメン祭りです。

オーナーのSさんも顔を出し、久々の孫たち( ´艸`)との再会に、
「大きくなったなあー!」「お前は変わらないなあー!」「可愛いなあー♡」とメロメロです。

 

Yちゃんは、3きょうだいを片腕で育てながら、(モデルさん⁉)と見紛うほど美人かつ非常に社交的で常に走り回っているような人で、ある時、ふとした縁から別のシェアハウスの管理人を任され、飛び立っていきました。

通常の仕事に加えて3人の子供を抱えながら。老婆心ながら身体大丈夫かしら、とハラハラしておりましたが、現在はいったん管理人を退き、ハハコ4人でゆるく暮らしていると。
外向きから一転、リモートで仕事しながら、推し活にハマり、サブスクで映画三昧と、インドア生活をエンジョイしているそうです。

 

Mさんは、シェアハウス在住当時「1年以内に再婚してここを卒業する!」と目標を掲げ、週末ごとに息子くん連れで婚活に勤しみ、見事に目標を達成しました。
お相手もシングルファザーで息子くん連れ。互いが同じ状況だったことが再婚への大きな決め手となったようです。そして待望の女の子が生まれ、現在2歳に。
「うん、幸せだよ。」と笑う姿に泣けてきました。

 

このシェアハウスに住み始めてからこの前の10月で丸4年、私が最古参となりました。

その間、卒業していったり新たな入居者がきたりとメンバーは入れ替わっていったけど、みんなみんな、頑張ってきたよね…。

 

離婚前の仕事を継続しながら、もしくは仕事が決まってから入居する人もいれば、様々な事情で取るものも取りあえず、避難するように入居して、一旦状況が落ち着いてからやっと仕事や保育園を探し始められる人も。新たに学校に通って資格を取って就職した人も。
そして、Mさんのように新たなパートナーと出会って新しい家族を始めた人もいる。

 

私はといえば、シェアハウスに住み始めた当初は、「結婚なんてもう真っ平だ、私ひとりでこの子たちを立派に育てていく。絶対に惨めな思いはさせない」と、前職の広告代理店でがむしゃらに働く一方、(一社)日本シングルマザー支援協会のセミナーに通い、シングルマザーを支援する立場になりたい、そして定年後は、ちょっと疲れた大人たちがふらりと立ち寄れるシェアハウスでもBook Caféでもある「海辺のスナック」を開きたい、と考えていました。

 

だけど、シングルマザーとなって仕事に生活に忙殺される中、様々な人たちと助け合い、私はひとりでなど生きていないし、生きていけないのだとわかった。
支援される立場でもあるし、支援する立場になれるのだということも。
今までも、これからもずっと。

 

そして当初の計画とは違う形で、まずは「marriage agency海辺のスナック(※イメージ)」がオープンしました。ゴールは一緒、10年後のリアル「海辺のスナック」開店を目指しています。

 

昨日、シェアハウス卒業ママたちと話したこと。
シングルマザーになって、不安でいっぱいの中暮らし始めたこのシェアハウスは、私たちのセカンドシーズンの拠点で心の故郷。私たちはひとりじゃない、って教えてくれたところ。

 

疲れたときは、いつでも帰っておいで。
海辺のスナック」も、そんな存在になれることを願って。

スマホもましてやzoomなんてない時代に

紳士淑女のみなさま、おはこんばんちは。

もうすぐハロウィンですね。週末の渋谷はビフォーコロナの喧騒が戻ってきているようです。
ハロウィン 直前の週末 東京・渋谷は仮装姿の人で混雑 (msn.com)

うちの長女もSPY×FAMILYアーニャのコスプレでトリックorトリートの準備万端です。

 

さて私こと”marriage agency 海辺のスナック“もオープンから1カ月余り。
IBJ仲人仲間と共催で婚活パーティー「Love Story」をリアル、オンラインと実施する中、それぞれ私のお連れした参加者が見事カップル成立となり感涙にむせび泣いております。

 

オンラインでカップル成立したA君はなんと海外からの参戦でした。オンラインパーティが普及したいまだからこそ、ですね。

 

コロナ禍で一気に進んだオンラインミーティング、オンライン飲み会。

ビフォーコロナから叫ばれていたものの、ぐずぐずと足踏みしていたDXが強制的に執行された結果、出会いのハードルがぐんと下がって国境をも易々と超える。

仕組みとしてはずっと以前からあったけれど、Skypeでミーティングなど外資系トップや海外単身赴任ファミリーの特別なものってイメージでした。

 

今やオンラインお見合いもすっかりメジャーに。当然、実際に対面しなきゃ人間関係を育んで継続していくことは難しいけど、初対面の方法としては圧倒的に間口が広がりました。

 

カップルとなったA君は、オンラインお見合いを経て仮交際へ。これからオンラインデートを重ね、どちらかの国で対面して真剣交際に進み、そして…となるのでしょうか? 国境を越えたLove Storyの行方はいかに?乞うご期待!

 

A君とは昔からの知り合いで、この度のパーティーのことで久々に色々話をし、大学卒業旅行などに話が及び、思い出したことがありました。

 

(ああ、あの頃、遠距離恋愛は文通だった…!!)

約30年前の話です。

何しろ私が大学を卒業して新卒で社会人となった1995年が「インターネット元年」と言われネットが一般に使われるようになった年なのですから。携帯電話はまだバカでかくバカ高く、ポケベル・PHSの時代です。

 

大学の卒業旅行で、NYを経て「ボブ・マーリー好きだし」くらいの軽い感じでジャマイカへ友人と行った私。NYでは、当時テキサスの大学に留学していた、少なからず思い合っていた高校の同級生Bと落ち合い「これからは恋人同士な」という話になりました。

当時同棲している彼女がいたB、「彼女とは別れる」という言葉を信じていいのか悪いのか。ジャマイカの宿から国際電話をかけ言い争いばかりをしていた記憶があります。

 

日本に帰ってからは、バカ高い国際電話は週に1回程、あとは文通です。6月一時帰国するという日に向け盛り上がっていた私たちは、勢い余って10数枚ほど書きなぐった手紙を毎日のように送り合っていました。何をそんなに書くことがあったのか。内容は実にしょうもないことでしたが、対面できない分、声が聴けない分、伝えたいことがあふれて必死だったのでしょう。

 

そして待ちに待った再会でしたが、私はそのとき、初めて社会に出て打ちのめされ、史上最悪に落ち込んでおり(後に鬱に突入)、Bとうまく向き合うことができない状態でした。
そしてその後ジェットコースターのような数年間を過ごすことになり、その恋は終わりました。

 

対面して、声を聴いて、一緒にときを過ごして。そうしないと人間関係は深まらないし、継続できない。お互いをわかり合うために、同じ空間にいるのに勝ることはないのは大前提として。

 

いまは、会えないときは電話ですらなくSNSでのテキストのコミュニケーションが主流で、その流れるような短いセンテンスのやり取りは実際の会話に限りなく近いのかもしれない。だけど表情も声色もないテキストの裏にある本心はなかなか読み取りにくい。

 

手紙って、いま考えると信じられないほどまどろっこしく面倒くさいコミュニケーション手段。しかも海外とのやり取りなんて、話題に1週間くらいの時差があるし、言いたいことはいくらでも言える。それが妄想であろうと実行を伴わなくとも。でも、面倒くさくてまどろっこしいからこそ、そのとき必死で紡いだ言葉には体温がこもっていた。

 

落ち込んで絶望の淵にいた私に向けて、ある時の手紙に書いてあった言葉。

 

カタイ
ズルいことをせず
ミルクのように濃厚な強い女になれ

 

その頃SNSなんてなかったのに、縦読み先取りしてる笑

この言葉が、四半世紀以上過ぎた今でも、私の生きる指針になっているのです。

 

スマホもzoomもない時代から、コミュニケーションツールは信じられないほど増えたけど。

増えたのは、ツールだけ。

誰かに本当に伝えたいことを伝えるのは、いまだって難しい。

だから、私たちは今日も必死で言葉を紡ぐ。
大切な人に、大切だよと言うために。

 

不器用な大人の、真剣恋活・婚活を応援します。
marriage agency 海辺のスナック

オバサンバンザイ!!

もう年齢にこだわるのはやめにしたい。でもどうしたって枕詞のようにつけてしまう。
「この前50になったんですけど」。

 

色々衰えてくることに対して、自らに言い聞かせるように。
物覚えの悪さを(ならしょうがねえな…)と諦めてもらうために。

 

私、この年になって人生初の自動車教習所に通い始めたんです。
東京生まれ東京育ち、公共交通機関で間に合っていたし、子供の頃は、なかなか珍しいことに父親が免許を持っていなかったので家に車もなかったけど、特段不便を感じることはなかった。

そして、免許が取れる18歳以降は「車は助手席に乗るものですよね!」って不遜な考えを。

結婚して、子供が生まれてからは、元夫の運転で「やっぱり子育てには車が必要だよね」と実感したものの、離婚。再び車レス。

 

で、「50になったら海のそば」を胸に生きてきて、やっぱり海のそばで暮らすには、車が必須でしょう、と。実際の移住は数年後になるとしても、会社を辞めて、スケジュールの自由がこの手にある今、今取らずしていつ取るのだ。
(私と長女ココの愛読書、伊藤理佐「おかあさんの扉」vol.7で、シッターのエヌさんが53歳にして教習所に通い始めたというエビソードに触発されたということもあり。)

 

やっぱり、厳しいです。50の手習い。
過去、高校を卒業した春休みや20代で免許を取った方、思い出してください。
大体皆「2~3か月で取れた」「2週間の合宿で取った」などと言っていました。

はい、無理です。7月頭に申し込み、【第一段階】学科10時間、こちらは予約いらずで早々に受講済。しかし【第一段階】教習22項目、最短12時間で取れるところ、私は既に20時間乗りましたが、まだ項目11(狭路の通行)がクリアできず…。まだ第一段階の半分も進んでない、というところです。

 

コロナ以来、自家用車熱がグッと高まっているようで、常に教習予約は3か月待ち。私は手持ちの予約使い切ってしまい、次回予約まで1か月空いている。こうしちゃいられない、と朝9時に電話をかけてキャンセル待ちをし、現地に行って待っていて、キャンセルが出たらようやく乗れる、という流れですが…。その日にならないと予定が立たない、というのはかなりのストレス。

 

なんとか予約が取れて乗車できても、元からセンスがないのか(この説も大きい)、加齢でもの覚えが悪く「そんなに色々いっぺんに言われても、入ってこないんすよ!」と逆切れしそうにもなる。自分の息子でもおかしくないような教官に半笑いで注意されたり、復習しましたかっ⁉って叱られたりと、(何故私はお金払って自ら飛び込んでこんな惨めな思いを…)とやっぱり無謀だったか、と諦めたくもなる。

 

O自動車教習所の受付の女の子たちもまた娘でもおかしくない20代の綺麗で優しいお嬢さんたち。
「全然取れる気がしないんですけど…」
「大丈夫です、これまで取れなかった人はいません!」
「じゃあ、私が前代未聞の『取れなかった人』に…」
「ぜったい、だ・い・じょ・う・ぶ・デス☆彡」で、会話はいつも終わるんですが。
全額振り込んでしまったから、やるしかない。んだけど。

 

今、夕方のキャンセル待ちで教習所近くのスタバでスタンバっているところ。
スタバ前には、税務署に「開業届」を出してきました。
開業日1か月以内に届け出ということで郵送でもよかったのですが、なんとなく味気ない気がして持参、本当に提出して控にハンコ押してもらって3分で呆気なく終了…。
ともあれ、

www.umibenosnack.jp

 公式に爆誕です。

 

しかし落ち着かないものですね。
私が40歳になる年に生まれた長女ココを見て(この子が10歳になったとき、私は50歳か。キッツいなあ…)と思ったものですが、まさかね。
シングルマザーになって、会社を辞めて、事業を始めて、教習所に通い始めるとはね。あ、ウクレレも。(こっちは審査とか評価はないので勝手に楽しく弾き散らかしております。)
あの頃想像していたマダム感はゼロです。

 

そして、やる気はあっても頭で色々わかってはいても、心身がゆらぐお年頃、更年期世代の私たち。よく言われるホットフラッシュから抑うつ感、めまい、継続的な頭痛など女性ホルモンの減少がもたらす様々な不調が更年期障害。人により現れる症状は軽いものから重いものまでさまざまだけど、閉経の平均年齢が50歳、その前後5年が更年期と言われています。10年て。長いよ!!

割と苦も無く早寝早起きが習慣だった私、ここ数年、目は覚めていてもなかなか「起床」できない、朝のスッキリ感がなくなっているのは更年期の症状なのかも…あの不調も、この不調も、更年期の症状「かもしれない」というのが、なんともハッキリせず気持ちが悪いです。

更に、自分のことだけではなく親の介護問題に直面する世代でもあり、負荷はどれほどか。
頑張ってますよ、私たち。本当にお疲れ様です。

 

そんな私が心の支えにしているエンタメのひとつが、コラムニスト、ジェーン・スーと元TBSアナウンサー堀井美香によるPodcast ”Over the Sun” (オバサン)です。

叶姉妹のファビュラス・ワールドに次ぐ大人気コンテンツで、リスナーの方(互助会の皆さん)も多いことでしょう。アラフィフオバサン2人がただただおしゃべりをして寄せられたメールを読んでああだこうだ言い合う。

正解を導き出すのではなく、共感し合う。オバサンの井戸端会議というコンテンツがこれほどまでに支持を得るのは、リスナーを「互助会」というように、そこが一つのコミュニティとして機能して、スーさんのいうように「耳の居場所」になっているからでしょう。

毎週金曜日17時配信(またはそれ以降)に参集して、仲間たちが今週も不器用ながらも一所懸命生きてきたことに安心して、またそれぞれの持ち場に帰っていく。

 
 
 
 
 
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marriage agency 海辺のスナックも、そんな不器用な大人たちの居場所になれることを願っています。

 

色々一筋縄ではいかないけどさ。一生が終わるとき、やらなかった後悔はしたくないじゃない。砕け散ったっていいじゃない。受け止めてくれる仲間がいる。

 

10年後、リアル「海辺のスナック」開店を目指しています。

まずはオンラインで、お気軽にお立ち寄りください。

 

海辺のスナックより愛をこめて

アラフィフシングル恋愛事情

紳士淑女のみなさま、こんばんは。

ロスジェネ・離婚歴のある方の真剣恋活を応援する ”marriage agency 海辺のスナック” (※イメージ)です。

 

さて、早速ですが本日のお題は「アラフィフシングル恋愛事情」。

当店ママである私もアラフィフ(というかジャスフィフ)で、小学校4年生、3年生の年子の二人娘を育てるシングルマザーです。

 

検索すると「独女」ってたくさん出てきますね。凄まじい語感です「どくじょ」。紐づきワードは「独女 寂しい」「独女 かわいそう」など。他人に言われるとムカッと来ますが、自分で自虐的に使っている場合も多い模様。
対して「独男」は「独女」程多くはなく、独身男子ライフを自ら発信している場合のほうが多いようです。

 

子どもがいるとシングルとか独身・独女って言い方はあまりしませんね。その場合シングルマザー、シングルファザー、と区別するのか。

ちなみに私はこだわりとして「バツイチ」とは自ら言わないようにしています。だってバツじゃないし!命名者の明石家さんまさん(大竹しのぶさんとの離婚会見でおでこに×印をつけて現れたのが始まり)は大好きですけど、ここは断固としてNO!と言わせていただく。

 

半世紀ほど生きてきますと、周りの同級生を見渡すと婚姻ステータスひとつとっても、まあバラエティに富んでいるものだな、ということを実感します。

①    未婚(これまで一度も結婚したことがない)
②    既婚、子あり
③    既婚、子なし
④    離婚、子あり
⑤    離婚、子なし
⑥    再婚、子あり
⑦    再婚、子なし

 

結婚していない状態を表す「シングル」は、①・④・⑤(幸いにも私の同級生で知る限りはいないのですが、伴侶との死別というパターンも加わり)で、

私は「④離婚、子あり」。

 

同じアラフィフシングルでも①・④・⑤で恋愛事情は大きく異なりますね。

 

恋愛のしやすさ、で言えば⑤離婚、子なしのパターンでしょうか。
一度(二度、三度)結婚していた経験があるからこそ、人生の伴侶がいることの大切さも知っている。共に生活をするにあたって譲れないこと、問題点もわかる。

それから、④離婚、子ありでも子どもが思春期以降で親側の事情をある程度理解しているパターン。私の友人⑤のS子(49)やAさん(51)、④のMちゃん(47)は彼氏が絶えない様子。

 

恋愛へのハードルが高いのは、④離婚、子ありで子どもがまだ小学生、中学生の思春期前後の場合ですかね。私か。

実際、うちの小4&小3ムスメたち、気配すら全くないのに口を揃えて言うのは「ママ、再婚はダメだからね!(キリッ)」。大好きなパパ以外の男の人とママが仲良くするのが嫌なんですって。

そして①未婚(これまで一度も結婚したことがない)の場合も、恋愛に二の足を踏む人が多い。

一人の時間が確立しているから、自分の領域が他人に侵されること、改めて相手を探すことの煩わしさをどうしても考えますよね。

アラフィフにもなると、婚姻届けを出すという意味での結婚はしていなくとも、様々な過去の経験がおありでしょう。

赤の他人とがっぷり四つに組む恋愛関係など今更。想像するだけで消耗する体力・気力。お察しします。推しがいれば生きていける、2次元で満たされている、というのも頷けます。

 

というか、恋愛しやすい・しにくいも何も、そもそも市場で求められていないんだよ!という心の叫びが聞こえます。実際の叫びも聞きました。わざわざ傷つきに行くくらいだったら静かにひとり余生を過ごすほうを選びたい。分かりすぎてもう泣いてもいいですか。

 

アラフィフシングルにとって「結婚」というワードはずっしり重い
様々なしがらみ、過去の恋愛の怨念、家族の事情などが絡みついて、もはや若い頃のようなふわふわ、キラキラ、スウィートドリームなイメージは遥か彼方へ。
そこに「その年齢だったら結婚していてお子さんももう大きいですよね」という「一般的な見方」という世間からの圧も加わって。
(ムスメ世代になり代わって)「うっせえ、うっせえ、うっせえわ!!」ですよね。

 

厚生労働省調べによると、50歳時点でこれまで一度も結婚したことがない男性約4人に1人、女性は7人に1人(これを生涯未婚率、と呼ぶのは決めつけにも程があると怒りを覚えますが)。ここには離婚して現在再婚していない人は含まれていないので、それを合わせたら50歳時点でシングル、という人は相当な割合でいることがわかります。
決してマイノリティではない

 

よく「恋愛と結婚は別」って言われます。それはわかっています。恋愛はレジャーで、結婚は生活そのものだから。
だけど「恋愛相手」と「結婚相手」は別、って割り切れるのかな、と疑問に思います。

 

若い時のような燃え上がるような恋ではなく、相手を思うとほんのり温かくなるような、穏やかな恋がしたい、というアラフィフのみなさまも多いでしょう。

 

恋愛の温度は人によって違うし、時がたつにつれて変わっていくものだけど、出会って一度もときめいたことはないが条件は問題なし、っていう相手と結婚できるものなのかな。できる人もいるのでしょうね。

 

ときめき(これは恋?ってドキドキ)が先。結婚するかしないかは、あくまでその結果。そして結婚はゴールではないしゴールなどない。私はそう思っています。
データや条件に恋するわけではない。実際に会って、同じ空間・時間を共有しなければ、その人のことは何もわからないも同然。

 

そのためには、いろんな人に出会わなくては。

何歳になっても、探し続けているのです。「もしもし、運命の人ですか。」

 
 
 
 
 
 
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そんなあなたを応援しています。ぜひ一度、お気軽にお立ち寄りください。

marriage agency 海辺のスナック

「海辺のスナック」始めました。

紳士淑女のみなさま、初めまして。

「50になったら海のそば」を合言葉に生きてきました、

本日ジャスト50になる”海辺のスナック”と申します。

 

大人の学びは痛みを伴う。

創業支援セミナーの先生に教えられた言葉です。

50歳の誕生日を機に人生リスタートを切る私。四苦八苦しながら新たな学びの毎日はなんてスパイシー。だけど仕上がりは芳醇でこの上なく美味となることを信じています。


38歳で結婚、2人娘を授かり45歳で離婚。以来「50になったら海のそば」を胸に、シングルマザー専用シェアハウスに住み、広告代理店に勤務し3年半、なんとか踏ん張ってまいりました。

 

しかしながら激務にて心身が悲鳴を上げ「適応障害」と診断され、今年3月下旬より3ヵ月の休職という事態となったのです。

 

休職当初は、やり残してきてしまった仕事や後始末をしているであろう同僚や上司、取引先の顔が頭に浮かんでは罪悪感に苛まれ、心が休まることはありませんでした。

 

しかしメンタルクリニックの先生のアドバイスは、

「とにかく『仕事以外』の生活をしなさい」。

 

子供たちと3食(給食のあるときは2食)を共にし、宿題を見て、お風呂に一緒に入り、家事をし、程よい時間に布団に入るとあっという間に一日は過ぎていきます。

 

もう少し調子が良くなると、子供たちが学校に行っている間、午前中はヨガで心身をほぐし、区民プールで2km泳ぎ、ずっとやりたかったウクレレYoutube先生に学び弾き語り。午後は図書館で読書、寝る前にはNetflix。人生最高か、と思いました。

 

忘れていた「生きている」感覚を思い出すことができました。

 

他にもずっと心に引っ掛かっているのに先延ばしにしていたこと、を次々に。

・母のガラケースマホに替える。

・本籍が離婚当時の大阪のままになっていたのを、東京に戻す。

・40代以降の嗜み?VIO脱毛に通い始める。

・とうとう、自動車教習所に通い始める(更新ではなく人生初、です)。

・子供の夏休みに合わせて、日本全国定額住み放題サービスADDress

を利用して1か月限定アドレスホッピング。(これ最高でした!)

 

本来「生活のために仕事する」のが、激務に追われていたときには「仕事のために生活する」に逆転していたことに気づいてしまいました。

 

だけど、「仕事」「生活」ときっぱり分けるなんてそもそもできるのか?

有川浩美さん著『50歳から花開く人、50歳で止まる人』に書かれていたように、

これからは「ワーク・ライフ・バランス」ではなく、「ワーク・ライフ・インテグレーション(統合)」を考えるべきではないのか?

 
 
 
 
 
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そして、もう一つ気づいたのが、「自分のさみしさを認めなければ」。

 

かけがえのない娘2人の存在で、愛は満たされてる。だから次の相手とかいらないし(ていうかそれどころじゃない)、再婚なんてもってのほか。何より今の日本の結婚制度の下でなんて、まっぴらごめんだね。

…ていうのが離婚以来の私の思いでした。今でも大筋それは変わりません。

 

だけど、仕事でトラブルを抱え心身が弱ったときに湧き上がってきたのは「こんなときに誰かそばにいてくれたら」。

それが、娘でも、親でも、友だちでもなく「パートナー」という唯一の存在なのだと。

 

ここ&なのも小4と小3になって別行動も増え、一人で出かけられることも多くなりました。

あんなに待望していた一人時間、きれいな景色を見たとき。おいしいものを食べたとき。さみしいのは「きれいだね」「おいしいね」って言い合える相手がいないから。

 

これまで、ここ&なのの存在で打ち消していたさみしさは、この子たちが大きくなるにつれて、どんどん大きくなっていくんだろうな。

 

じくじく考えているうちに、Instagramで偶然(今考えると必然の)今後の布石となる出会いがありました。

 

そして、復職するかどうかを決めなければならない時期がやってきました。

結論、「会社を辞めて沖に出る」。

 

「50になったら海のそば」実施に向け貯めていた湘南への移住費用(コロナ禍でリモートワークが進み、パワーカップルの湘南移住熱で地価高騰により断念)を日本結婚相談所連盟の加盟金に充て、50歳の誕生日9月17日に

"marriage agency 海辺のスナック" をオープンする運びとなりました。

(※イメージです。所在地は吉祥寺です。)

ロスジェネ・離婚歴のある人(私です)を応援する、真剣恋活・婚活応援所です。

アラフィフだったり離婚歴があったりすると「結婚?もういいや…」とめんどくさい、が先に立つ。

 

とはいえ、刹那的ではなく今後の人生を共にするパートナーは絶必、という人が多数。
「結婚」というハコが先に来るのではなく、まず、人ありき。真剣に相手を探している人だけが集まっているのが〇ッチングアプリなどではなくて結婚相談所ではないか、と。

 

今は、(※イメージ)ですが、10年後にはリアル店舗「海辺のスナック」出店を目標にしています。

 

山口惠以子さん著「婚活食堂」シリーズのように、

 
 
 
 
 
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益田ミリさん著「スナックキズツキ」のように、

 
 
 
 
 
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疲れた大人がほっと一息つけるようなサードプレイスになれたら、と思っています。

 

シングルマザーでこの歳で、紆余曲折経てやっと掴んだ広告代理店の正社員という立場を手放してしまうことには、多くの身近な人から心配されて「なんとかうまいことしがみついて辞めないで」との言葉をもらいました。もっというと「正気か」と。

 

私もしがみつくのが正気なのだろう、とは理解しています。

 

理解はしていますが「まだ見えないけど面白そうな道」に行きたがっている心を止めることはできませんでした。

ずいぶん長いこと生きてきた気がするけど、やっと人生折り返し地点。

まだまだやれる。これからよ。

 
 
 
 
 
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長文、失礼いたしました。

 

酷暑もすこしずつ和らいで秋の気配がほんのり感じられる今日この頃、季節の変わり目ですが体調など崩されぬよう、皆さまどうぞご自愛くださいませ。

 

~海辺のスナックより愛をこめて。

 

 

心にごちそうを。

緊急事態宣言、東京は解除されなかった(2020年5月21日現在)。

前回の記事から2か月。あれから、あっという間に事態は緊急になっていったのか。

 

coco-nano.hatenablog.com

会社は完全テレワークになり、子供たちは休校・学童自粛で自宅学習。

 

家事・育児・仕事に加え先生役もって…!

 

しかも小2はまだしも、これから勉強のはじめの一歩を踏み出す新小学校1年生を、素人の親が担うって、すごいプレッシャー。

 

先生方は頑張ってくれてるんです。各学年に向けYouTube配信も始まったんで、これ見せながらなんとか鉛筆もたせてプリントに向かわせ、傍らで私はPCに向かう…

…って、無理…。

 

「ママ見て!」「ママ聞いて!」…うん、そりゃ見たいし聞きたいよ。でもな(泣。

電話中に騒ぐな!zoom会議に変顔出しするな!…したいよな、わかるけどさ。

 

イライラして必要以上に怒鳴っちゃうし、子供たちもママがいて嬉しいやら学校行けないストレスやらでおかしなテンション。

 

だけど、いいこともある。

いいことのほうが多いかもしれない。

日常生活を味わう余裕がある。

 

ビフォーコロナ、私は常に全速力で走って息切れしてた。

わかってはいたけど、ひとり親だしフルタイムワークだし休日だって充実させたいし。そんなもんだ、と思ってた。

 

一分一秒無駄にしないよう、いかに効率的に動くか。

通勤時間、往復3時間と昼休みは貴重な一人時間で読書タイム。

休みの日はじっとしてたらもったいない!さあ、お出かけだ!海へ!山へ!

まるでコマを埋めるように生きてたような。

 

通勤時間(保育園送り迎えがあったときは往復4時間)がまるまる家での時間になった。暇などない。家に居たら居たで、やることは次々にある。

でも、歩いてる感じ。走っていて見逃していたんだなあ、と思うことがたくさんある。

 

コロナ前から、通勤前に朝ランしたい…と思ってたが、やるならいったい私は朝何時に起きねばならない?と諦めてた。

今なら7時頃起きて、子どもたちと朝ラン(朝さんぽ)できる。お日様を浴びてから、一日を始められる幸せ。

 

 
 
 
 
 
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めんどくさいながらも、3食を子どもたちと一緒に食べられる幸せ。

 
 
 
 
 
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通勤がなくなって、読書タイムはなくなったけど、Netflix加入して、夜な夜な映画を観る幸せ。TVerもdマガジンもコミックシーモアもあるし、コンテンツには事欠かない。そういう楽しみを「時間がないから」って封印から解いた感触がある。

 
 
 
 
 
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それで、シェアハウス。休日にはテラスでBBQ。子供たちとケーキを作ったり、「おうち遊園地」で絶叫したり。

 
 
 
 
 
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こんな生活も悪くない。テレワーク万歳。学校も週の半分くらいオンライン授業でいいんじゃない?

 

だけどそろそろ楽しみのためにこそ、外に出たいよね。

 

エンタメ産業が危機に瀕して、それでもなんとか懸命に対策を打って無観客で配信をしてたライブハウスとかに貼り紙をするような自称正義の人たちは、「楽しむこと」を憎んでるように見える。

 

昭和の昔、小さいころ映画館でかかってたCMの言葉をよく思い出す。

「映画は心のごちそうです。」

 

心にもごちそうをあげなきゃ、生きていけないよ。

 
 
 
 
 
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