ここなの&Me ~ハハコ3人、おおむねしあわせ。(だけどね)

シングルマザー歴5年目、"marriage agency 海辺のスナック"始めました。

「海辺のスナック」始めました。

紳士淑女のみなさま、初めまして。

「50になったら海のそば」を合言葉に生きてきました、

本日ジャスト50になる”海辺のスナック”と申します。

 

大人の学びは痛みを伴う。

創業支援セミナーの先生に教えられた言葉です。

50歳の誕生日を機に人生リスタートを切る私。四苦八苦しながら新たな学びの毎日はなんてスパイシー。だけど仕上がりは芳醇でこの上なく美味となることを信じています。


38歳で結婚、2人娘を授かり45歳で離婚。以来「50になったら海のそば」を胸に、シングルマザー専用シェアハウスに住み、広告代理店に勤務し3年半、なんとか踏ん張ってまいりました。

 

しかしながら激務にて心身が悲鳴を上げ「適応障害」と診断され、今年3月下旬より3ヵ月の休職という事態となったのです。

 

休職当初は、やり残してきてしまった仕事や後始末をしているであろう同僚や上司、取引先の顔が頭に浮かんでは罪悪感に苛まれ、心が休まることはありませんでした。

 

しかしメンタルクリニックの先生のアドバイスは、

「とにかく『仕事以外』の生活をしなさい」。

 

子供たちと3食(給食のあるときは2食)を共にし、宿題を見て、お風呂に一緒に入り、家事をし、程よい時間に布団に入るとあっという間に一日は過ぎていきます。

 

もう少し調子が良くなると、子供たちが学校に行っている間、午前中はヨガで心身をほぐし、区民プールで2km泳ぎ、ずっとやりたかったウクレレYoutube先生に学び弾き語り。午後は図書館で読書、寝る前にはNetflix。人生最高か、と思いました。

 

忘れていた「生きている」感覚を思い出すことができました。

 

他にもずっと心に引っ掛かっているのに先延ばしにしていたこと、を次々に。

・母のガラケースマホに替える。

・本籍が離婚当時の大阪のままになっていたのを、東京に戻す。

・40代以降の嗜み?VIO脱毛に通い始める。

・とうとう、自動車教習所に通い始める(更新ではなく人生初、です)。

・子供の夏休みに合わせて、日本全国定額住み放題サービスADDress

を利用して1か月限定アドレスホッピング。(これ最高でした!)

 

本来「生活のために仕事する」のが、激務に追われていたときには「仕事のために生活する」に逆転していたことに気づいてしまいました。

 

だけど、「仕事」「生活」ときっぱり分けるなんてそもそもできるのか?

有川浩美さん著『50歳から花開く人、50歳で止まる人』に書かれていたように、

これからは「ワーク・ライフ・バランス」ではなく、「ワーク・ライフ・インテグレーション(統合)」を考えるべきではないのか?

 
 
 
 
 
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そして、もう一つ気づいたのが、「自分のさみしさを認めなければ」。

 

かけがえのない娘2人の存在で、愛は満たされてる。だから次の相手とかいらないし(ていうかそれどころじゃない)、再婚なんてもってのほか。何より今の日本の結婚制度の下でなんて、まっぴらごめんだね。

…ていうのが離婚以来の私の思いでした。今でも大筋それは変わりません。

 

だけど、仕事でトラブルを抱え心身が弱ったときに湧き上がってきたのは「こんなときに誰かそばにいてくれたら」。

それが、娘でも、親でも、友だちでもなく「パートナー」という唯一の存在なのだと。

 

ここ&なのも小4と小3になって別行動も増え、一人で出かけられることも多くなりました。

あんなに待望していた一人時間、きれいな景色を見たとき。おいしいものを食べたとき。さみしいのは「きれいだね」「おいしいね」って言い合える相手がいないから。

 

これまで、ここ&なのの存在で打ち消していたさみしさは、この子たちが大きくなるにつれて、どんどん大きくなっていくんだろうな。

 

じくじく考えているうちに、Instagramで偶然(今考えると必然の)今後の布石となる出会いがありました。

 

そして、復職するかどうかを決めなければならない時期がやってきました。

結論、「会社を辞めて沖に出る」。

 

「50になったら海のそば」実施に向け貯めていた湘南への移住費用(コロナ禍でリモートワークが進み、パワーカップルの湘南移住熱で地価高騰により断念)を日本結婚相談所連盟の加盟金に充て、50歳の誕生日9月17日に

"marriage agency 海辺のスナック" をオープンする運びとなりました。

(※イメージです。所在地は吉祥寺です。)

ロスジェネ・離婚歴のある人(私です)を応援する、真剣恋活・婚活応援所です。

アラフィフだったり離婚歴があったりすると「結婚?もういいや…」とめんどくさい、が先に立つ。

 

とはいえ、刹那的ではなく今後の人生を共にするパートナーは絶必、という人が多数。
「結婚」というハコが先に来るのではなく、まず、人ありき。真剣に相手を探している人だけが集まっているのが〇ッチングアプリなどではなくて結婚相談所ではないか、と。

 

今は、(※イメージ)ですが、10年後にはリアル店舗「海辺のスナック」出店を目標にしています。

 

山口惠以子さん著「婚活食堂」シリーズのように、

 
 
 
 
 
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益田ミリさん著「スナックキズツキ」のように、

 
 
 
 
 
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疲れた大人がほっと一息つけるようなサードプレイスになれたら、と思っています。

 

シングルマザーでこの歳で、紆余曲折経てやっと掴んだ広告代理店の正社員という立場を手放してしまうことには、多くの身近な人から心配されて「なんとかうまいことしがみついて辞めないで」との言葉をもらいました。もっというと「正気か」と。

 

私もしがみつくのが正気なのだろう、とは理解しています。

 

理解はしていますが「まだ見えないけど面白そうな道」に行きたがっている心を止めることはできませんでした。

ずいぶん長いこと生きてきた気がするけど、やっと人生折り返し地点。

まだまだやれる。これからよ。

 
 
 
 
 
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長文、失礼いたしました。

 

酷暑もすこしずつ和らいで秋の気配がほんのり感じられる今日この頃、季節の変わり目ですが体調など崩されぬよう、皆さまどうぞご自愛くださいませ。

 

~海辺のスナックより愛をこめて。