離婚理由とか。
こんにちは。シングルマザー歴4ヶ月のMeです。
結婚している間も離婚してからも、ずっともやもやしていた感情を、ずばり整理してくれたような記事を見つけたので、まずはこちらを…
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シングルマザーが考察する「ワンオペ」と「日本の夫婦」の深い闇(松本 愛) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
私たちが離婚するに至ったのは、直接的には上記のような「夫婦揃ってるのにワンオペだった」が原因ではない。
むしろ、元夫は家事・育児は「やっている方」だと自分で思っていたようだし、私も、まあ、保育園パパの平均くらいか、くらいには思ってた。
だけど、「やっている方」ってなんだ、と。平均、てなんだ、と。
いや、共働きだよ、家事・育児だって50/50がスタンダードでしょうが。
いや、共働きって、それフルタイムだろうとパートだろうと、専業主婦だろうと、給料どっちが多かろうと関係ないから。重い物、半分持って。それ、思いやりだから。
大阪に来て、吸い寄せられるようにできたママ友たちは、やはり同世代、自然と「高齢ママの集い」。大阪中心地ということもあり、旦那さん高所得、ママはもう仕事やりきったし育児に専念、という専業ママも多く。そんなママたちは、はなから家事育児は私、旦那はお金稼いでくればよし、ワンオペがスタンダード、と明確に役割分担し、上手くいってるご家庭も多々。
それはそれで、私がとやかく言うことでもなし。中には、私と同じくフルタイムでも家事育児すべてぜーんぶ引き受け、「いーの、いーの。ダンナは何もしないし。諦めてるから。」と力なく笑うママも。いや、ほんと私がとやかく言うことでもないんだけど、いいの...?ほんとに...?諦めるの...やめようよ!とギリギリしてしまう。
イクメン、てまだまだまだまだ珍種。この言葉を聞かなくなった頃にやっと、夫が家事育児を担うのは当然、て意識が根付いたということになるんでしょうね。
結婚して子供が産まれてからずっと、この問題については、そして結婚・出産後も女が働き続けることの難しさ、まだまだまだまだ根強く残る男女の役割意識の固定化について、悶々と考えていたように思う。
私たちの離婚の原因は、ワンオペでも、DVでも、モラハラでも、浮気でもない。
じゃあ何か?
きっかけは、今年1月末早朝の、まさに寝耳に水、の彼の一言。
「これからも俺と続けていく気あるのか?だったら、浮気やめてくれるか。」
...❗❗❗完全なる言いがかり、でっち上げです。どした、夢見たの?何でそう思ったの?!と肩つかんで揺さぶっても何言っても、「だって、してるやん、ずっと。」の一点張り、テコでも動かず。青天の霹靂、これが終わりの始まり。
ヤバい、ダンナの頭がおかしくなった❗とすぐ義母に助けを求め、彼の実家に避難している間も、彼からの妄言、私への罵詈雑言LINEが止まらない。「家族とおれの前で今までの事を謝罪してもうしませんと誓え。それが嫌なら離婚じゃ。」と。
それはもう、あの気は優しくて力持ち、穏やかで子煩悩で…のあの人に、悪魔が乗り移ったかのような。
夫のことなんですけど、と心療内科に相談にも行った。
だけど、そうこうしてるうちにわかってきた。例えこれが一時的な錯乱状態、妄想、妄言だったとしても。仮に、時間が経って「ごめん、俺の妄想だった!」と霧が晴れたとしても。
そんな妄想を作り上げてぶち壊したいくらい、彼はもうこの結婚生活に疲れはててたんだ。
肥大化した彼の被害妄想、妄言、そしてそれに対する彼の家族のリアクションから浮かび上がってきたのは、彼は私に専業主婦でいてほしかったということ。外の世界を知らず、家庭が世界の全て、献身的に夫を支える妻…そう、自分が生まれ育った家庭のように。
だけど、現実、自分の稼ぎだけでは養えない。嫁は、派遣なのに、しぶしぶどころか楽しそうに働いている。それどころか、もっともっと仕事したい、という。そして、自分はこんなにやってる(つもり)の家事育児がまだまだ足りない、と不満げだ。
…プラス、自営業の経済的なプレッシャーがピークに達して、ぶち壊れてしまった、というのが私の推測。
例えると、結婚して子供が生まれて手に入れた、家庭という名の器。毎日皆でご飯食べて、きれいに洗って大切にしまって。ひび割れが入るたび、丁寧に金継ぎをして、間違って落っことして割ったりしないように、大切に扱っていたつもりだった、私はね。
それを、奴が上からいきなりハンマーで叩き割った。そんな感覚。
何してくれてんねん、と。自爆テロか。
そして、義母の言葉でダメ押し。
「負けるが勝ちや、はいはい、言うて聞いとったらええねん。私らの時代は皆そんなやったで。」
「Meさんだって、引くとこ引かないと。」
「…あの子、寂しかったんやな。体力的にしんどかったのかもしれん。」
「ここ(実家)で一緒に住もう、そして一緒に治していこう。」
「あとは、Meさんがいつ仕事辞めるかやな。しばらく側にいてやらんと。」
…なんで!?なんで!?なんのために!??
無~~~理~~~!!!無理無理無理理!!!!
私は、この両手に子ども達の手をしっかり握って、この沈みゆく泥船から脱出するよ。
そして、離婚した。
晴れ晴れした。私を縛るものがなくなった、と感じた。
私、できるよ。家事も育児も仕事も好きだし。東京(方面)に戻って、家族や友達や行政の力もとことん頼りにして。
この子たちに、絶対に惨めな思いはさせない。養育費はもちろん払ってもらう。滞ったら、地獄の果てまで取り立てに行く。当然だよね。
それはいい。だけど、私が浮気して認めないのが離婚の原因、という妄言だけは撤回してもらわないと。撤回する、の言質さえあれば、きれいさっぱり私の心の暗闇は消えて、新生活への希望だけが残る。
7月、弁護士立会いの元、今後の面会等の取り決めをするにあたり、事前に「当日確認したいこと」として手紙を書き、弁護士さんに預けた。
撤回して、これから良好な関係を築く努力をしましょう、という内容。気持ちを込めながら、相手を追い詰めず、今後の関係に焦点を置いた、我ながら名作が生まれた、と自負している。今後の道筋ができたような、明るい気持ちになった。
これで、あかんかったら、ほんと倒れる。
決戦は7月某日。その時にまた!!