ここなの&Me ~ハハコ3人、おおむねしあわせ。(だけどね)

シングルマザー歴5年目、"marriage agency 海辺のスナック"始めました。

ふしぎなサイクル

 こんにちは。シングルママ歴4カ月のMeです。

私が離婚届を出したのは、2018年2月。私の38歳の誕生日に婚姻届を出したのが、2010年9月。ということは、結婚生活は、7年5カ月、まあ、ざっと7年半、としよう。

 

振り返ってみるに、この7年半という期間が、私のライフサイクルの大きな転換期らしい。

 

その前の7年半~再生期

派遣社員として東京の某広告代理店に入社してから(私は元は東京の人)。めちゃくちゃ仕事が大好きで頑張って、よしいける、と念願の独り暮らしを始め、更に更に頑張って契約社員になり、正社員まであと一歩、このままシングル人生もありかな、、、というところで。大阪から一時的に東京に来ていた元夫と出会い、何だかんだあって結婚することになり、大好きだった会社を退職して大阪に行くまで。

 

その前の7年半~暗黒期(ここ、かなりヘビーです)

 新卒で入った、第一志望の、入りたくてたまらなかった、映画関連会社。そこで働く希望に満ちた未来を思い描いていた、その会社をたった入社3ヵ月で退職したところから。

原因は、鬱病です。そのころ今ほどメジャーではなかったこの病気、半年間引きこもったのち、ようやく訪れた病院で薬を処方され、そこからは一進一退。躁転して、アルバイトを決めてきては悪化。この間、男女間のトラブルも色々。文字にするのも憚られるが、自殺未遂で入院も数回。

本当に徐々に徐々に回復し、派遣会社数社に登録し、何番目かに紹介された「映画会社がクライアントの広告代理店の営業部」に行く事が決まるまで。

 ※この期間の事は、また別記事にて、いつか…

 

その前の7年半~充実期 

 高校受験で、大好きな先輩がいるという理由で偏差値を血眼で上げて無事第一志望の都立高校に合格。その先輩とは付き合ったり別れたり、ダンス部・チアリーダー(正確には、応援団)とそれはそれは楽しい青春時代を経て。全ての部活や課外活動を引退後、またもや血眼で勉強し、受験料も自分でアルバイトして払った(あの頃は)名門女子大と言われる第一志望に合格。バブルの残り香で遊び、めっちゃバイトして貯めたお金でアメリカ・メイン州にプチ留学も。そして、団塊ジュニア、ロスジェネ1期生の私、数年前の泡がはじけ、急転直下の就職難の中。無謀にも映画業界一本に絞った私、門戸が開かれた少数の会社を受験。なんとなんと第一志望の映画配給・ビデオソフト発売(当時はDVDではない)会社に就職するまで。

 

その前の7年半...小中学生時代は割愛するとして。

人生山あり谷あり。遡って、充実期(山)⇒暗黒期(谷底)⇒再生期(山)⇒... 

ときて、この結婚生活7年半は、なんと表現すればよいだろう。

人生最大の宝、幸せの塊、とも言える2人を授かって、脳内お花畑!と思えるほどの幸せの絶頂から、人生の伴侶と信じてたパートナーとのあり得ない別れ、という結果に終わった時期だから、混沌期(山⇒谷)とでもしておこう。

 

と、すると、次の7年半は。物事が整理されて、本来の私らしい生き方を取り戻す秩序期 (※混沌の反対語調べた)。山!しかも富士山級のビッグマウンテンとなるに違いない。実際、別れてまず思った事は、

「私たち、これからどこにでも行ける。私の好きなように生きていい。ガールズ、ママを信じてついておいで!」ってこと。

暗黒を彷徨った期間があるからこそ、そして家族・友達・神さまの愛の力で底から這い上がったという実績があるから、あの地獄に比べたら、今回の離婚なんて、まじで大した事ない。そして、こうなったのは、絶対に、次へのもっと素晴らしい未来のためって信じてるから。

次の7年半が終わるころ、私は52~3歳。私たちGLOW世代の星、今のキョンキョン小泉今日子と同い年よ!そう思うとわくわくするね。まだまだ、いける、って。

 

2012年、2014年の小泉今日子中井貴一主演、湘南が舞台のドラマ『最後から2番目の恋』大好きだったんだけど。

 

私もサーファーでもないのに湘南大好き、大阪に住んでから定期的に海補給しなきゃ…と帰省のたびに、まずは新横浜で降り、湘南に住む大学時代の友人ファミリーを中心に、今年も海の家で集合!みたいな流れになっていて。

 

先日のGWも行ってきました、逗子海岸。ちょうど開催していた逗子海岸映画祭へ。

逗子海岸映画祭2018


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フェリーニゴダールみたいなモノクロのフランス映画の移動遊園地のような世界観にうっとり... イーね!最高!ワイン呑もう、買ってくるね!と屋台のワインバーへ。

そこに、アート系小太り丸メガネ、推定30代半ば男子が近付いてきて…

「すっごく綺麗な方ですよね~。飲みましょう、奢りますよ!」

「…ありがとう、もう頼んじゃったから、ふふ。(余裕ぶった薄笑い。内心、『キタキタ~!』とめっちゃ上がってる)」

そうだよね、私まだまだいけてる、ってか、一番良い時じゃない?なんて一瞬で調子に乗りまくる。

「僕よりだいぶ年上ですよね~」

「うん、そうだろうねぇ。。。(まだ余裕)」

52歳くらいですか?

「…!!!っと友達が待ってるんで、じゃ!」

…と友人の元に駆け寄り、「聞いてよ!!上げて上げて、落とされたよ~!!」と大笑いするも、現在45歳のMe、あり得ない、ってテイで笑い話にしたものの、ふと今、いや、30代半ばにとっては、45歳も52歳も大して変わらないのかも、そして暗かったし、フツーにそう見えただけか…と気付く。

うーん。キョンキョンと同じってことで、いっか。

私の7年半後…何があろうと、外見はこのままを維持していますように!